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「ディスレクシア」というのは知能障害や感覚・運動障害、注意力や意欲の欠乏、家庭や社会的要因による障壁が存在しないのにもかかわらず神経学的基盤の発達障害によって読み書きの習得のみに困難を示す障害のことです。総ての子どもが英語を学ぶ環境にある日本で日本語よりも遥かに多く存在する英語ディスレクシアで苦しむ子たちに寄りそって学ぶことが楽しいと感じてもらいたい。そんな私のブログです。

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2010年04月27日

マルチメディアDAISY

教育を受ける上で、「文字を読むこと」は当たり前のようにされています。

授業というのは、そのほとんどが読み書きの時間ですよね。

発達障害をもつ人達に共通していることだと思いますが、「みんなと同じようにできない」ということは、

大きなストレスを生む原因になります。それが積み重なって、「二次障害」を引き起こしてしまいます。

ここで大切なのは、周りの大人が代替手段を用意することで改善されることがあります。

役に立つツールとして、「DAISY(ディジー)」があります。

特に、マルチメディアDAISYはディスレクシアの人には有効で、パソコンにソフトをインストールして使い、

音声にテキストおよび画像をシンクロ(同期)させることができるのでユーザーは音声を聞きながら

ハイライトされたテキストを読み、同じ画面上で絵をみることもできます。

詳しくはDAISYの紹介サイト をご覧ください。

http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/index.html


DAISYは視覚障害者のほかに学習障害、知的障害、精神障害のある方にとっても有効であることが

国際的に広く認められてきています。アメリカやスウェーデンの録音図書館などでは

ディスレクシアへの録音図書のサービスが行われています

日本で「DAISY」は、一部の「読みに困難のある人」にしか適用されていません。

ディスレクシアの人たちが同じスタートラインに立つためには、障害の理解だけではなく、

こうしたツールとそれを誰でも利用できるようになることが必要です。